top of page

中村賢次 熊本日日新聞連載『小さきものの近代』挿絵パネル展



熊本在住の日本画家・中村賢次さんの作品が毎回挿絵として掲載されている、日本近代史家・渡辺京二さんによる熊日新聞連載『小さきものの近代』が、このたび書籍になりました。これを記念し、長崎書店ギャラリーにて中村さんの作品パネル展を開催いたします。書籍の表紙画をはじめ、連載で採用された挿絵の中から20点を厳選いたしました。この機会に、ぜひお楽しみください。


2022年11月2日(水)~2022年11月30日(水) 11時~19時(最終日は18時まで)

長崎書店1階ギャラリー

熊本市中央区上通町6-23

TEL 096-353-0555


『小さきものの近代』について

『小さきものの近代』は、維新以来の近代国民国家建設の過程で、支配される人びと=小さき人びとが、その大変動をどう受けとめ、自身の“近代”を創り出すために、どのように心を尽くしたかを描く壮大な物語。渡辺さんの代表的著作である『逝きし世の面影』『江戸という幻景』『黒船前夜』『バテレンの世紀』に続く日本近代素描の書です。連載は現在も継続中で、来年夏頃②巻が刊行される予定です。


中村賢次プロフィール

なかむら・けんじ。1962年、熊本市生まれ。日本画家、崇城大学芸術学部教授、日展特別会員。1988年、金沢美術工芸大大学院(日本画)修了後は京都に移り、作家として活動しながら京都や奈良の重要文化財の保存修復事業に携わる。2000年に帰熊後も公募展への出品や運営をはじめ全国各地で個展やグループ展、企画展等の制作を続けながら崇城大学で後進の育成、地域文化の保存活動に携わる。2008年以降、熊本日日新聞連載の『黒船前夜』(渡辺京二著、現在版元品切れ)、『モンタルバン』(島田真佑著)、『新・地図のない旅』(五木寛之著、未書籍化)の挿絵も担当。

bottom of page