2019年3月23日
文芸
里山社
¥ 1,900(税抜)
熊本で17年、おひとりでカフェと本屋を営んでおられる田尻久子さんの、2冊目となる単著が発売されました。本屋の名前は橙書店、日々常連客が集まり、全国から旅人もしばしば訪れるとか。さらには作家、詩人、芸術家、さまざまな動物まで集まるというから、とてもユニークな場所です。ぜひ行ってみてください。
熊本地震のあと引っ越したお店のこと、人のこと、本のこと…日々の営みの中で目にとまり、耳に聞こえてくる小さな出来事や記憶について書かれた、掌編エッセイ80篇。豊田直子さんの版画があしらわれた装丁も、とても綺麗です。ぜひ読んでみてください。