2019年2月7日
人文
青土社
¥ 1,400(税抜)
私たちはこれからどこへ向かうのか? 進化理論、科学信仰、戦争体験、国際情勢、気候変動、市場経済……日本を代表する解剖学者が、あらゆる現象を論じつつ、ヒトの意識を「解剖」する。『唯脳論』から30年。ニヒリズムに陥らないための現代社会の手引き。
養老孟司(ようろう・たけし)…1937年神奈川県鎌倉市生まれ。解剖学者。東京大学医学部を卒業後、解剖学教室に入る。1995年に東京大学医学部教授を退官し、東京大学名誉教授。1989年に『からだの見方』(筑摩書房)でサントリー学芸賞を受賞。2003年に『バカの壁』(新潮社)で毎日出版文化賞特別賞を受賞。現在も旺盛な言論活動をつづけている。