イベント情報

上通店2018.12.8

栗原康(政治学者)+森元斎(哲学者)+中里勇太(文芸評論)  半島のアクチュアリティ 島原、若松、石牟礼道子を巡って


「トポグラフィカルな視点から近現代の列島文化を切りとり、国家的な制度やグローバルな資本主義の網の目をかいくぐって、津々浦々にあるローカルな半島の地から、均質化や制度化に抗する叛乱の声を列島全体に響き渡らせたい」(「はじめに」より)
 本書『半島論 文学とアートによる叛乱の地政学』(響文社)は、文学、アート、映像、思想、文化人類学などのジャンルにまたがる13組14名の論者によるテクストを収録しています。北は北海道・宗谷岬から、南は沖縄・勝連半島まで、「半島」を起点にして、気鋭の論者たちがどのような思考を折り重ねていくのか。ご一緒に、「半島」というトポスから、この列島を捉えなおしてみませんか。
 当日は、本書で石牟礼道子氏の作品を起点に島原の乱における民衆の力を論じた、政治学者の栗原康氏、若松半島を起点に九州、朝鮮半島、日本列島のあり方を論じた哲学者の森元斎氏をお招きし、本書編者の中里勇太氏が司会的役割でトークに加わります。

 

半島のアクチュアリティ 島原、若松、石牟礼道子を巡って
『半島論 文学とアートによる叛乱の地政学』(響文社)第三回刊行イベント
出演:栗原康(政治学者)+森元斎(哲学者)+中里勇太(文芸評論)
日時:2019年1月26日(土) 15:00~17:00(開場14:30)
入場料:1000円
場所:長崎書店3Fリトルスターホール
ご予約:長崎書店店頭、またはお電話(096-353-0555)かメール(info@nagasakishoten.jp)まで

栗原 康(くりはら・やすし)1979年埼玉県生まれ。政治学、アナキズム研究。著書に『大杉栄伝』(夜光社)、『村に火をつけ、白痴になれ:伊藤野枝伝』(岩波書店)、『アナキズム 一丸となってバラバラに生きろ』(岩波新書)、『はたらかないで、たらふく食べたい』、『菊とギロチン』(以上タバブックス)、『現代暴力論』(角川新書)、『死してなお踊れ:一遍上人伝』(河出書房新社)、『何ものにも縛られないための政治学』(角川書店)など。

森 元斎(もり・もとなお)1983年東京都生まれ、福岡在住。哲学・思想史研究。単著に『具体性の哲学』(以文社)、『アナキズム入門』(ちくま新書)。『文學界』(文藝春秋)で「革命に至る極貧生活」連載中。

中里 勇太(なかさと・ゆうた)1981年宮城県生まれ。文芸評論。『佐藤泰志 生の輝きを求めつづけた作家』、『津島佑子 土地の記憶、いのちの海』、『高橋和巳 世界とたたかった文学』、『文藝別冊 野坂昭如』、『文藝別冊 寺山修司の時代』、『文藝別冊 太宰治』、『文藝別冊 澁澤龍彦ふたたび』、『KAWADE 道の手帖 深沢七郎』(以上、河出書房新社)、『現代詩文庫 岸田将幸詩集』(思潮社)、『寺山修司の迷宮世界』(洋泉社)などに執筆。