イベント情報

上通店2018.8.11

吉増剛造 座談の夕べin熊本 『火ノ刺繡』発売記念

著者近影©吉原洋一

1964年の第一詩集『出発』刊行以来、実験的な詩作の歩みを続けてこられた詩人、吉増剛造さんが長崎書店にやってきます。どんなお方か、詳しくは下記のプロフィールをお読み下さい。この度発売された吉増剛造さんの新著は、2008年から2017年の10年間に残されたテキストと、2011年2月から2012年2月までの1年間、毎月22日に撮影された吉増剛造さんの肖像写真、ふたつの時間軸から構成された1200頁にも及ぶ大作です。書き下ろしの詩篇「火ノ刺繡――永遠の旅人Afanassievに」も収録されました。出版元である響文社協力のもと、本書の起源や、完成に至るまでの過程を垣間見られる展示品や関係資料などが並ぶ「『火ノ刺繡』ノ聲ヲ聴ク 詩人 吉増剛造展」を、10/1~10/14の期間に開催します。その関連特別企画として開催される当イベントでは、新著のこと…、熊本ゆかりの文学者お話…、どんなお話が飛び出すかは当日のお楽しみです!後半には、熊本の同人詩誌『新燎原』や熊本市現代美術館での朗読会の世話人をされている小林尹夫さんとの座談も。この機会にぜひご参加ください。

日時:10月5日(金) 18:00スタート(17:30開場)
場所:長崎書店3F リトルスターホール
入場料:1000円
お申し込み:長崎書店店頭で受付中です。
お電話096-353-0555またはメールinfo@nagasakishoten.jpでも受け付けております。
座談終了後、サイン会も予定しています。

吉増剛造…よします・ごうぞう。1939年東京生まれ。詩人。慶応義塾大学文学部卒業。大学在学中から旺盛な詩作活動を展開、24歳のとき詩集『出発』デビュー。以後先鋭的な現代詩人として、今日にいたるまで国内外で活躍、高い評価を受ける。朗読パフォーマンスの先駆者であり、現代美術や音楽とのコラボレーション、多重露光の写真、gozo-Cine と名づけられた映像作品など活動は多岐にわたる。主な詩集に70年『黄金詩篇』(高見順賞)、84年『オシリス、石の神』(現代詩花椿賞)、90年『螺旋歌』(詩歌文学館賞)、98年『「雪の島」あるいは「エミリーの幽霊」』(芸術選奨文部大臣賞)、04年『長編詩 ごろごろ』、08年『表紙omote-gami』(毎日芸術賞)、11年『裸のメモ』、16年『怪物君』『根源乃手/根源乃(亡露ノ)手、……』など。その他、評論やエッセイ、写真集など著作多数。16年6月から8月に東京国立近代美術館で、「声ノマ 全身詩人、吉増剛造展」が開催される。17年11月には足利市立美術館で、半世紀におよぶ活動の中から、各時代の代表的な詩集を柱にして構成された「涯テノ詩聲(ハテノウタゴエ) 詩人 吉増剛造展」が開催、18年にかけて、沖縄県立博物館・美術館、渋谷区立松濤美術館へと巡回。文化功労者、15年日本藝術院賞・恩賜賞、日本藝術院会員。三田文学会理事長。